特定保健指導でコレステロール値とノルバスク

高血圧症は多くの日本人を蝕んでいます。
サイレントキラーの異名を持つほど、自覚的な症状があまりないだけに、高血圧症を軽視する傾向が強いです。
健康診断で血圧が高いことを指摘されても、治療に着手しない人が多いのはそのためです。
ただ、高血圧症を放置しておくと、命取りになりかねない重篤な疾病を引き起こす恐れがありますので、指摘を受けたらできるだけ早くに処置にかかるのが賢明です。
この高血圧症はコレステロールと密接な関係があります。
コレステロール値が高いと、高血圧へ発展するリスクが2~3倍も高まります。
というのは、コレステロール値が高いと、体の血圧を調節する仕組みに影響を与えて、より血圧を上げる方向へと加速させるからなのです。
高血圧の人の約60%はコレステロール値が高く、また、高コレステロール血症の人の約40%は血圧が高い傾向にあるとの調査報告もありました。
血液の中のコレステロールが増大すると、血管の弾力性が劣化していきます。
それが、血圧が上昇する原因の一つになるのです。
高血圧症のまま治療をしないでいると、動脈硬化がさらに進行します。
この動脈硬化の現象が、狭心症や脳出血、脳梗塞、腎臓病などといった合併症を誘発する危険性があるのです。
メタボリックシンドロームの特定保健指導において、血圧やコレステロール値が重視されるのは、そういった背景があるからです。
現在は、高血圧症の治療に際して、ノルバスクが処方されることが目立ってきました。
ノルバスクは第三世代カルシウム拮抗薬に属する医薬品であり、穏やかに効果を発揮するところから人体への負担が少なく、また副作用もほとんどない点で高く評価されています。
医療機関での治療に際しては、第一選択薬としてノルバスクが使われているほどです。

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